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2013.08.12
盛岡整体 盛岡均整院のブログ 3
【 尊いのは足の裏である 】
尊いのは頭でなく
手でなく
足の裏である
一生人に知られず
一生きたない処と接し
黙々として
その努めを果たしていく
足の裏がおしえるもの
しんみんよ
足の裏的な仕事をし
足の裏的な人間となれ
頭から光が出る
まだまだだめ
額(ひたい)から光がでる
まだまだいかん
足の裏から光が出る
そのような方こそ
本当に偉いひとである
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 坂村真民
「念ずれば花ひらく」等のことばで有名な坂村真民さん。
上のことばに出逢ったのは29年前、私が16歳の時だったと記憶しています。
目立たず、周りから認められもせず、しかし、なくてはならない「大切な行為」。 または「大切な存在」。
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の世界にも通ずると感じます。
また、「脚下照顧(己の足元をみつめる)」ということばにもつながってくると思います。
「陰となって見落としている大事なもの」や「見えているけどおろそかにしているもの」などを
しっかり見つめていこうというメッセージにも受け取れるのです。
・・・ところで、当院の施術は、全身総合調整であり、足の裏もかならず診ます。
足裏は全身の反射区となっており、経絡上でも、腎を主とした様々な内臓の調整点となります。
そして重心の偏りや、疲労なども足裏によく現れます。
私が調整をさせていただく時、よく患者様にお声をかけたりします。
それと同時に、身体にも話しかけるように、
「細胞と会話をする」ような形で触れさせていただくことを心がけています。(実際に声には出しませんが)
黙々と身体を支え続けている足の裏には、特に「おつかれさま」と話しかける心持ちで施術をしたいと思っています。
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