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2019.07.01

盛岡整体 盛岡均整院のブログ35

【 いい日旅立ち 】

雪解け真近の 北の空に向かい

過ぎ去りし日々の夢を 叫ぶとき

帰らぬ人たち 熱い胸をよぎる

せめて今日からひとりきり 旅に出る

ああ 日本のどこかで

わたしを 待ってる人がいる

いい日旅立ち 夕暮れを探しに

母の背中で聞いた 歌を道連れに

     

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 谷村新司

  

6月に少林寺拳法グループの訪中団に参加し、中国へ行ってきました。

羽田から上海、そして河南省の鄭州へと飛び、登封の嵩山少林寺を訪れました。

嵩山少林寺では日本の少林寺拳法との日中友好交流40周年の式典に参加してきました。

その後、空路でミャンマー国境近くの雲南省へと移動し、寺院や遺跡をめぐるという盛りだくさんの6日間の旅でした。

訪中団約60名の多くが60代・70代の高年齢のグループで、50代の私は3番目に若く、「班長(若手ゆえ)」を務めました。

毎日、飛行機や新幹線・バスでの移動が4・5時間あって、早朝にホテルを出て深夜に次のホテルにチェックインするという、

高年齢の一団にはとてもとてもハードなスケジュールでした。

初めての中国は、大陸の蒸し暑い気候や、人々のエネルギッシュな生活に圧倒され、旅人を強く意識するものでした。

少林寺拳法の先生方はみんな互いを敬い合い、労り合う「善い」人達で、班長という責務についても色々と周りから助けられ、

旅行を通じ行動を共にして得られる、同志的連帯感を深めていきました。

  

少林寺拳法をやる者にとって、そのルーツといえる河南省嵩山少林寺は憧れの、一度は訪れたい地でした。

その地に立ち、空気に触れ、歴史を感じ、式典や植樹などで嵩山少林寺の僧侶の方々と触れ合えることが出来ました。

とても感慨深いものでした。

そして、さらにそこから飛行機で日本より広い雲南省へと足を延ばしました。

少数民族のが多く暮らしている街を観て、広大な寺院や世界遺産の名勝石林などを訪れ、人々に触れて

・・・圧倒され、打ちのめされました。

  

雲南省は実は岩手県と友好交流協力協定を結んでいます。

雲南省の省都昆明には「岩手県雲南事務所」が設けられ(日本で唯一)、経済分野を中心に協力・交友を深めています。

また、雲南省は日本のルーツという説があるくらい日本と生活様式など共通点が多く、近しいものを感じます。

多くの少数民族で構成されている雲南省の、ほとんどが稲作民族です。

そして人々は魚を、刺身で醤油とワサビにつけて食べます。

また、言葉にも日本とすごく似通ったところがあるといいます。

そんな共通点からか、雲南の人々は日本に好意を持っている人が多いとききます。

文化人類学者の中には、雲南省で稲作をする少数民族が、日本人の先祖なのではないかという説が広まっています。

遠く離れた異国の地で、そういうことを知り、改めて風景や人々に目を向けると、何か胸が熱くなるものがあります。

  

旅行中、余興・出し物の時間があるかもしれないと聞き、若手が何かしなければと思い、歌でも一曲・・・と考えたのが冒頭の

「いい日旅立ち」でした。

年代的に皆が知ってる歌であり、そして中国でも活躍されている谷村新司さんの曲で、さらにこの曲を歌った山口百恵さんは、

今でも中国人のアイドルだと聞いて(特に雲南省で)、これしかないかな・・・と思ったのです。

  

「いい日旅立ち」は、別離という悲しみから、ひとり新たな旅へ力強く向かいはじめる心情を表している歌です。

歌詩をみると、別離というのも男女のものに関わらず、人生における様々な人や物事への別れの思いが込められています。

諸行無常・・・常なるものはなく、時は流れ、そして出会いも別れも・・・夢さえも過去へと流れ去っていくのです。

そして、その無常をしっかりと受け止めながら、新たなスタートをきろうと奮い立たせる姿が浮かんでくるのが、この歌です。

     

・・・先にお話ししたように旅行はとてもハードなスケジュールでした。

そのため、余興などの時間も限られていて、結局私がこの歌を歌うこともありませんでした。

ただ、長距離バスでの移動で車窓から中国の風景を眺めながら、この歌を旅のテーマソングのように口ずさんでいました。

日常の生活の地を遠く離れ、大陸のパワーを感じながらの旅に、この歌はそんな私の心情にピッタリとはまっていました。

      

いい旅でした。 

いい日々を、濃密な時間を過ごしました。

 広大な風景の中を移動し、大陸の風を浴びながら、日本での日々を大切にしようと再確認させられた旅でした。

そして、「善い」人達に囲まれ、「佳い」出会いをした、とっても「良い」旅でした。

感謝です。

旅とは非日常のものですが、日常の日々も一期一会であり、もう一つの、唯一無二の「旅」といえます。

「善い」人達、「佳い」出会い、「良い」日々というものも、己の心持ちひとつで大きく変わります。

この旅で得た様々な思い、そして「感謝」の思いをこれからに活かして過ごしていきたいと強く感じました。

   

   

   

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