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最近の、当院に来られる方の不調の原因はといいますと・・・
多いのは、パソコン作業などでのデスクワークや、長時間の運転など、ずっと同じ姿勢をとらなくてはいけない環境にいることです。(かなりの体の負担です)
また、体の片側だけを使っていたり、重心を片側にだけかけていたりと、知らず知らずのうちに偏ったクセを作って、体に無理をかけている方もとても多いです。
やはり、難しくても、こまめに休憩をとったり(ほんの1分でも)、体を伸ばしたり、関節を動かしたり、または体の位置や姿勢を変えてみたりと、自分と環境の関わりを改善しようという心がけが不可欠であるといえます。
また、病気は「気が病む」ともいえますが、日常生活での様々なストレスが体に及ぼす影響も計り知れないものがあります。
過度のストレスは、自律神経の働きを狂わせたり、筋肉の緊張を起こしたり、血液やリンパの流れを抑制させて、体温を下げ、免疫力を低下させるといわれています。
東洋医学では、「怒・笑・思・悲・恐」の五つの感情がそれぞれ「肝・心・脾・肺・腎」の五臓に影響を及ぼすといわれています。
「心の要求」いうものも難しいものです。 本人も気付いていない、無意識のというものまであるからです。
しかし、心が「本当に」求めているものと、実はどうでもいいもの、あるいは、「このストレスだけは無くしたい」といったものまで、大局的に丁寧に見つめて整理することも、非常に大切なことです。
均整術の創始者の亀井進先生と同年代で、共に手技療法の研究をされたといわれている野口晴哉先生(野口整体の創始者)のことばに次のようなものがあります。
姿勢の姿は形のことである。
勢いは、その形のもとである。
勢いの現われとして形がある。
整体というのは、形を正すことではなく、勢いを正すことである。
もちろん体の外側に現れる形の歪みをしっかり見ることも大事であり基本でありましょう。
しかし、さらにそのもとになるもの、人間のもつホメオスタシス(生体恒常性)、自然治癒力、気血水の流れ、「体の要求」や「心の要求」、一人ひとりの個性(形態や態性)などを見つめながら施術にあたらなければならないと考えています。
人生は一時一時の積み重ねです。 誰もが「いま」を生きることしか出来ません。
からだは調和に向かって進んでいます。 心臓の拍動も、呼吸も休むことなく続いています。
「元気」が満ちるとは、このからだのはたらきを見つめ、信じることから始まるのでしょう。
そして、自分に、周りに、感謝すること・・・その姿勢が豊かな「いま」を作りだす糧となるはずです。
「健康になること」がゴールではなく、「健康であることを継続していくこと」が大切であるといえます。
ほんの少しでも、そんな「元気」溢れる生活への手助けが出来たら良いなと思っています。
盛岡均整院 松浦俊也
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